PS3本体
PS3の将来 †
2008年前半における状況 †
PS3の本体廉価版(40G版)発売・ソフトの充実により普及が進む。それに伴い、Blu-ray DiscプレイヤーとしてのPS3の存在感が増大している。
- □日本の新世代ゲーム機のハード累計販売台数
※株式会社エンターブレインによる2008年1月の発表
1.Wii
461万台
2.PS3
167万台
3.Xbox360
54万台
- 2008/02/19 東芝は「HD-DVD」規格の新世代DVD事業からの撤退を発表(新世代DVD候補において、Blu-ray Discの勝利の確定)
- 2008/01/05 ワーナー・ホーム・ビデオは映画等のHDパッケージソフトをBlu-ray Discのみに一本化すると発表
- 2008/01/10 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)はPS2と互換性のあるPS3本体(20G版・60G版)の日本国内出荷を2008年1月に終了する(ただし需要が多ければ復活)と発表
- 2008/01/31 ソニー株式会社は、2007年度第3四半期(2007/10/01〜2007/12/31)間の全世界におけるPS3のハード売上台数が490万台、PS3のソフト売上本数が2,600万本であった事を発表
2007年後半における状況 †
ソフト本数は徐々に増えている。PS3の本体廉価版(40G版)が発売され、売上が不振な状況が改善されてきた。
- 関連ニュース
- 2007/07/26 ソニー株式会社は、2007年度第1四半期(2007/04/01〜2007/06/30)間の全世界におけるPS3のハード売上台数が71万台、PS3のソフト売上本数が470万本であった事を発表
- 2007/09/15 半導体の「セル」について、生産設備を2008年春に東芝に売却する予定の模様
- 2007/09/20 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は「Home」(3D仮想世界の生活シミュレーション・コミュニティサービス)を2008年春に延期と発表
- 2007/10/25 ソニー株式会社は、2007年度第2四半期(2007/07/01〜2007/09/30)間の全世界におけるPS3のハード売上台数が131万台、PS3のソフト売上本数が1,030万本であった事を発表
- 2007/11/11 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)はPS2との互換性がない40GB版(定価39,980円)を発売
- 2007/11/11 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は振動コントローラー「DUALSHOCK 3」を発売
- 2007/12/18 システムソフトウェア バージョン2.10によりDivX再生機能がサポートされた。
2006年〜2007年前半における状況 †
ソフト本数は少ない。主要原因はPS3の開発が困難な為。
この時期は日本以外ではライバルのXbox360に大負けしているとの風潮が多い。
しかし、PS3は半導体の「セル」を活用するとスーパーコンピュータ並みの性能が発揮できる等、潜在能力はXbox360を凌駕している。
- 関連ニュース
- 2007/03/08 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は「Home」(3D仮想世界の生活シミュレーション・コミュニティサービス)を2007年秋よりサービス開始と発表
- 「Home」はPLAYSTATION Storeから無料でダウンロード提供予定。
- ユーザーは自分の分身を「アバター」として登録し、「Home」の世界で自由に動く事が出来る。
- 自分のプライベートスペース(部屋)が提供される予定。プライベートスペース内は家具や模様等、カスタマイズが可能になる。
- 2007/03/26 バンダイナムコ PS3の半導体「セル」を搭載した業務用ゲーム基盤の開発を発表→ゲーム機基板は他社にも販売、2007年内に業務用機を投入し続いて家庭用ソフトを発売(「鉄拳6」を予定)
- 2007/05/24 システムソフトウェア バージョン 1.80によりゲーム/DVDのアップコンバート出力がサポートされた。前提はPS3の映像出力が1080p/1080iかつHDMI出力になる。
例えばDVDの映画(横720×480縦レベルの解像度)等がフルHD対応モニタで非常に美しく表示される。映画の「マトリックス」「マトリックス・リローデッド」「ファインディングニモ」「ベン・ハー」等の映画を鑑賞した所、非常に素晴らしい画質であった。